スキャルピングのコツについて

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当ブログ読者さんからご質問をいただきましたのでシェアしておきます。
FX初心者ですがスキャルピングで勝率を上げるコツはありますか?」というご質問でした。

気になる方は是非ご覧ください。

勝率を上げるのは簡単

FXトレードで「勝率を上げる」というのは、実は簡単な事です。

利益幅を狭くして損切り幅を広く取れば取るほど勝率は誰でも簡単に上げることができます。

例えば、3pipsの利益幅に対して100pipsの損切り幅でトレードをすれば間違いなく勝率は驚くほど上がるはずです。しかし、このようなトレードをしていては稼ぐどころかいくら資金があってもたりません。

スキャルピングで稼ぐためには、勝率も大事ですが利益と損失のバランスも重要になります。

私がスキャルピングでトレードをする場合は、利益確定ターゲットを事前に決めてスナイパーのように反転しやすいポイントやポジションを持った方向へ進行しやすいポイントを見極めてエントリーをしています。

上記理由からエントリー後に思惑と価格が逆行した際には、迷わず損切りをしています。トレード履歴を見ていただくと、利益幅が広く損失幅が極端に狭くなっています。

基本中の基本ですが、勝率だけでなく利益と損失のバランスも大事だということがわかっていただけると思います。

次にスキャルピングで勝率を上げるコツについてですが、これに関しては「とにかくトレンドを見つける」ということです。

稼げない人ほど相場を難しく複雑に見ているように感じますが、シンプルに考えるクセをつけていきましょう。いくら考えても相場で100%の答えなんてみつかりませんから・・・

「とにかくトレンドを見つける」という意味を解説すると、時間軸の長さによってトレンドが継続する時間は違いますが、なぜトレンドを見つけることがスキャルピング(デイトレ・スイングでも考えは同じ)に必要なのかというと、チャートを見れば一目瞭然です。

2つの1分足チャートを見比べてください。

昨日の強い下落トレンド相場(ドル円1分足)

方向感のないレンジ相場(ドル円1分足)

緑色のローソク足が陽線で赤色のローソク足が陰線ですが、トレンドが出ればローソク足の連続性が多くなっていますが、下チャートのようなレンジ相場ではローソク足の連続性が少なくなっています。

上のトレンド相場チャートのような場面でスキャルピングをすれば、よほど方向感を間違えない限り勝率の高いスキャルピングが可能ということになります。

「当たり前だろ!!」と思われた方もいるかもしれませんが、こういった基本を深く理解していきながら段階的にステップアップしていかなければ、広く浅い知識を得ていてもFXで勝てるようにはなりません。

ここまででスキャルピングで勝率を上げやすいのはトレンド相場だという理由がわかりました。次に進むべきステップは、どのようにトレンド相場とレンジ相場を見極めるのか?ということです。

そこから更に突っ込んでいくと、自分なりに見極めたトレンド相場で「どういったエッジのある手法」を実行していくのかということです。

結果を出しているトレーダーに共通する事だと思いますが、シンプルに考えシンプルに相場を見ているものです。

私の教え子の例

私にはトレードの教え子がいます。

彼が5分足で取引したイメージは下図のようなかんじです。

このような押し目を確認して順張り取引をするのであれば、思惑と違えば押し目を確認したローソク足を割り込んだ部分で損切りをすべきです。彼の場合リスクリワード1:1で考えてもあり得ない損切り場所ですが…

5分足を執行時間軸に決めて、その上昇トレンドの押し目を狙ってエントリーするのであれば、上図のポイントで確実に損切りをするとシナリオを組み立てて注文を出す必要があります。

そして損切りをするにしても、あまりにも遅すぎです。
ダウ理論で上昇トレンドだと判断したのであれば、下図のポイントで目線の切り替えをする必要があります。

相場経験が浅い人は、目線が固定されやすい傾向にあります。

ダウ理論で上昇トレンドだと判断して押し目を探す段階に入ると完全に目線は買いポイントしかみえてなく、相場が反転しているにもかかわらず「上位足ではまだ上昇トレンドだから」など都合のいい理由を考え損失を出してしまいます。

まず大事なことは、上位足と執行時間足の区別を自分の中で明確にすることです。そして買い目線と売り目線の両方でチャート分析をするように心がけましょう。

相場には買いを狙うトレーダーと売りを狙うトレーダーが存在します。

・執行時間足での買い方目線と売り方目線。
・上位足での買い方目線と売り方目線。

上記2つは常に頭に入れて執行時間軸でいくら強気な相場でも、上位足のSRゾーンでは反対の勢力が待ち構えていると考え、注意深くプライスアクションを監視する必要があります。

上昇トレンドや下降トレンドで浅い押し目や戻し目となりやすい場所、逆に深く押し目や戻し目が入りやすい場所なども知っておくと勝ちやすくなります。

・市場の変わり目(時間的要因)
・波動の段階
・上位足の節目(SRゾーン)
・指標発表時

トレンド発生時の浅い押し目(戻し目)や深い押し目(戻し目)だけでも1つの教材ができてしまうほど奥は深いですが、ある程度過去チャートを勉強していくとより精度の高いトレードをすることもできます。

どういった場面で目線の切り替えが必要なのか?
はっきりしたチャート判断方法を決め、自分のトレードルールを具体化して根拠ある取引を積み重ねていきましょう。

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