PAMM(パム)のメリットと危険性

元々金融用語で使われていた言葉ですが、 PAMM(パム)という言葉があります。

マネージドアカウントと同じ意味で使われている言葉で、トレーダーの口座を第三者に委託することです。その第三者がトレーダーに変わって運用してくれるもので、第三者とはプロのトレーダーだと一般的には言われています。

それだけの説明ですと、コピートレードと同じものではないか?という声を聞きますが、それとはまた違った手法でトレーダーを魅了しています。

コピートレードとの違いは?

PAMMもコピートレードも、第三者の運用に委ねる(つまり他人任せ)という見方では同じといえます。

ただ大きな違いがあって

  • 運用自体を誰が行うか
  • 口座に手を付けられるか否か

でしょう。

コピートレードは他人のやり方をコピーして運用する事からも分かる通り、運営するのはトレーダー本人です。その点PAMMは運用自体も他人に委ねる事になるので、その違いは明らかでしょう。

口座に関しても、コピートレードでは運用するのは自分ですから当然出金などの操作は可能です。片や、PAMMはポジション保有中は出金や決済が出来ないということになりますね。

もちろん全てのPAMMがそうだとは言いませんが、その手の類の物が多いのは確かです。

PAMM(パム)のメリットとデメリット

トレーダーを魅了して止まないPAMMですが、どこにそんなメリットを感じるのでしょうか?

先に述べた事も当然メリットになります。運用を任せるわけですから、FXについての知識が乏しい人やトレードしたいが時間の取れない人からしたら嬉しい事です。それでいて、運用中は誰からも口座に手を付けられないという安全性も兼ね備えていますから、一見するとまさに“鬼に金棒”のようにも見えますね。

ただ敢えてデメリットを挙げるとすれば、運用中は出金等の操作が出来ない場合があったり、国内FXではなく海外FXに限定されるといったところでしょうか。

日本では金融商品取引法にひっかかるため、海外FX口座を持っている人でないとPAMMを利用できないという事です。

海外FXは国内FXと違って取引量が多ければ業者側が特をする仕組みになっていますし、個人的には海外FXで口座開設をした方が大きな利益を生み出すチャンスが多いと思っているので、PAMMに興味がある方でしたら海外FXをお勧めします。

PAMMを悪用した詐欺手口が横行??

そんなメリット尽くしのPAMMですが、中にはそのメリットを逆手に取って悪用しようとする輩も存在していることを知っておきましょう。

というのも、PAMMを導入した商材を作りトレーダーから資金を集めるのですが、集め方も実に甘い謳い文句なんです。

「年間○○億もの利益をFXで叩き出す、あの有名な○○が、あなたに代わって資産運用します。代わりに行うので、あなたはただ見守るだけで収入が発生します!!」といった具合です。

明らかに胡散臭い謳い文句ですが、中には簡単に騙される人がいるんですね。とりわけ日本人は騙されやすい人種ですから、運用側からすれば、FXで一獲千金を狙う人はうってつけのカモなんです。

その実態を知って私も驚きましたが、プロのトレーダーが運用するというのは真っ赤な嘘で(中には本物のプロトレーダーが運用している物もあるでしょうが)EA等を使った自動売買システムで運用していたのです。

最初は調子良く右肩上がり、しかしある時いきなり急落し資金を大幅に減らされて終了という最悪の事態を迎えるのです。

運用状況をライブ口座で確認できるので、急変したとしても自分ではどうすることも出来ず指を咥えて眺める事しか出来ないのです。そんな結末を迎えないために、しっかりとした見極めが大事になってきます。

PAMMの良し悪しを見極めるには?

中には質の高いPAMMも存在しますから、それを見つけ出すためには自分なりに見極め方を確立する必要があります。

ではどう見極めるか?

  • 運用側の素性をきちんと把握する
  • 運用側の規約が正確に記載されているか入念にチェックする
  • 普通では有り得ない数字に惑わされない事
  • ポジション保有中に、自分で口座を操作できるかの確認も忘れない

やはり自分の大切なお金を他人に委ねるのですから、相手側の必要最低限の情報は把握しておくべきです。知りもしない人にお金の管理を任せるなんて普通では絶対しませんよね?ですから、名前や顔・これまでのトレード実績は知っておきましょう。

運用規約をしっかりと把握する事で、運用側がどのようなPAMMの戦略を立てているのかと言った事も把握出来ますし、口座の出金等と言った事も合せて確認出来ますのでそちらも怠らないようにしましょう。

以上の事を前提に選んでいけば、優良なPAMMとそうでない物の違いが分かってくるかと思います。

先程も言いましたが、自分の大切なお金なのでドブに捨てるような事はせずに、甘い誘惑に惑わされずに慎重に選んでいきましょう。

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