バイナリーオプションで勝ち続けることは可能なのか?

バイナリーオプション

バイナリーオプションについての基本的な内容

バイナリーオプションに夢中になっている人もいるでしょうが、そんな中にいて私はバイナリーオプションがトレーダーにとって本当の意味で公平なのかということをいつも考えてしまいます。

ご存知の方も多いと思いますがバイナリーオプションには以下のような特徴があります。

  • 「基本的な内容として、ハイ&ローゲームのようなギャンブル性がある」
  • 「ギャンブル性が強い為、何も考えずにトレードを行えば勝率は50%である(ハイ&ロートレードの場合)」
  • 「勝率が50%の場合、毎回のトレードでの手数料を考えるとトレードを行えば行うほど資産が減っていく」

つまり、FXや株式投資などと比べてトレードルールがシンプルというメリットがありますが、逆に何も考えずにトレードしたとしても50%の確率で勝てるため勘に頼ったトレードをしてしまうとギャンブル性が高くなる金融商品なのです。

ブローカーに利益が生まれる仕組みとは?

では次にブローカー側に利益が生まれる仕組みを説明します。(敢えてFXとの比較を用います)

FXでブローカー(FX業者)に入る収益源はスプレッドや手数料です。

これらに関しては非常に透明性が高いことは、FXの基本を抑えている人ならお分かりでしょう。

FXも相対取引ですから必ずしも公平とは言えませんがトレーダー側が理解しやすいように表示してあります。

対してバイナリーオプションでは、テラ銭とペイアウト率というのが1つの鍵になっています。

バイナリーオプションで最も認知度の高い判定方法といえば、ハイ&ローです。

仮にペイアウト率が1,8倍だとします。1万円の掛金に対し、トレーダーが勝てば掛金に1,8倍を上乗せ、負ければ全額没収になります。

そうなると、差額の2,000円がブローカー側の収益になります。

このテラ銭は、2つに掛ける人数がちょうど50%で均衡している場合に計算通りの2,000円が収益になります。逆に掛金が一方に偏ってしまえば、ブローカー側のリスクが高まります。

バイナリーオプションブローカーはそういった仕組みでサービスを提供していますが、中には悪質な業者も存在しそういったリスクを減らすためにブローカー側で掛ける人数を調整し、人数制限をかけるといった危険な業者もあります。

全てのバイナリーオプションブローカーがこういった悪質な行為を働いているわけではありませんが、素性が不明だったりトラブルの絶えない悪質業者が存在することもまた事実ですので、バイナリーオプションをこれからスタートすると言う方は、業者選びには十分注意することをおすすめします。

ブローカーがレートを意図的に操作している…かも?

先程のお話にも共通する部分ではありますが、ハイとローのバランスが崩れると、ブローカーのリスクが高まりますが、逆を言えばブローカーにとって大きな利益を得られるチャンスにもなります。

相対取引という前提がありますので、あくまでも憶測の域を超えませんが、がめついブローカーでしたらレートが収まる寸前に、掛け金の総額が少ない方にレートを意図的に操作することもあながち不可能ではないという事です。

ブローカー側が独自のレートを提示することが、ルール違反ではないんです。

今のは極端過ぎる例えですし、全てのブローカーがこういった行為を働いているという意味ではありませんからバイナリーオプションに否定的な考えを持たないでください。

このように一見すると、ブローカー側が有利でトレーダーにとっては不利に見えるバイナリーオプションですが、確実に有効利用出来る活路も間違いなく存在し、トレーダーの工夫次第でその立場をガラリと逆転することが可能です。

その方法というのが「ギャンブルとしてバイナリーオプションに参加するのではなくしっかりと相場を分析し正しいロジックを用いる」という事です。

この事を常に心掛けていれば、一見不利に思えるバイナリーオプションでも確実に勝率を高め、資産を増やしていくことは充分に可能なんです。

単純計算で勝率50%と聞くと「50%という事は2分の1だし適当にエントリーしても勝てるだろう」と思いがちですが、それがそもそもの間違いです。工夫次第ではその50%の勝率が、60~70%にまで跳ね上がります。

そこまでの勝率に高まれば、トータルでもプラスに転じます。

この記事を読んでいる方の中にはバイナリーオプションに対して不安感を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、確実にバイナリーオプションで利益を上げ続けているトレーダーが居る事も事実ですし、結局のところトレーダー自身がトレード方法を工夫する事でいか様にも出来るということなんです。

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