FXにおけるデモトレードとリアルトレード

トレード上達

FXに挑戦してみようと考えたら、いよいよ口座開設です。

口座開設を行った後に是非抑えておきたいワンクッションがあります。それが【デモトレード】です。

口座開設をしたいFX業者にデモトレードがあれば、デモトレード口座でやり方(How To)を確認することが、よりスムーズにFXに取り組める第一歩と考えてください。

デモトレードを行う上で押さえておきたいポイントは主に

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  • 操作の仕方を様々な角度から試す
  • 最大で取引した時の損益の大小を理解する
  • 損益の変化の驚きや怖さ、口座に入金する金額と照らし合わせて実感する

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という事が挙げられます。

デモトレードはリアルトレードとは別物

デモトレードを使って色々試した次にあなたがすること、それはデモトレードでプラスになった事(金額)を一旦忘れる事です。

つまり実際のお金を使ってトレードする場合の方が精神面から根本的に違うので、デモトレードでの結果は全く意味を成さないという事です。デモトレードでいくら大きなプラスが出たとしてもあくまでも仮想の中での出来事です。

逆に損失を出した分はしっかり記憶しておく事がとても大切です。どういうトレードをしたからこれだけの損失が出た、という事を理解出来ればそれだけで十分です。

デモトレードとリアルトレードは全くの別物なので、良い結果だけに捉われずむしろ悪い結果を強引にでも出して心の準備をしっかりと行いましょう。

デモトレードをやった上で、リアルトレードをやるかどうかの判断を

知識はある程度付いてるがデモトレードを通じて実際の操作の仕方がイマイチよく分からない、FXは自分には合っていない、と感じた場合は実際にリアルトレードを開始するかどうかを検討しましょう。

言い換えれば、そこでFXから手を引く選択肢もあるといことです。

あくまでも、FXがどういった物かを確かめる為の体験版ですから、その後の判断は自分に正直に下します。

私の世代ではテレビゲームがありましたがゲームには体験版というものがあります。

それと同じ感覚で臨めば良いんです。

体験版をプレイしたから強制的にゲームを購入しなくては駄目なんていう決まりはありませんから。

デモトレードは要はゲームですから、ゲームでいくら大金を持っていようが所詮自己満足の世界です。デモトレードを設けている意味を理解することがデモトレードの一番の利用目的と考えると良いですね。

デモトレード後にやってはいけない事

さぁいよいよリアルトレードを開始する時がやってきました。ですがここで今一度確認しておく事があります。それはデモトレード後にFXでやってはいけない事です。

一番大きな事はやはり
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  • デモトレードでは勝てたので、本番一発目から大きい金額で取引する
  • トレードスタイルを頻繁に変える
  • 勝ちだけを意識しすぎて、負けることから逃げる

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でしょうか。

デモトレードで大成功したから本番でも大成功間違い無し。それが出来る人は、投資の才能があって強運の持ち主だけです。お金が絡む事において“ビギナーズラック”というものが存在しますが、誰しも一度はそういった経験があると思います。

例えば、何気なく買った馬券が的中して、高額の払い戻しが出来たなど。それと本質は同じで本番一発目から大勝ちしてしまうと、それで味をしめてしまいFXって簡単だなどと高を括ってしまいがちです。

そうなると2回目以降に突然負けた時の焦りや不安・恐怖心といったことに免疫がないので2回目にして早くも泥沼化してしまいます。

デモトレードは、やる意味があるのか?

今まで挙げてきた事から察するにデモトレードは意味がないのでは?と考える方もいるかもしれません。

実際のトレードとはメンタルが違い過ぎる、勝っても所詮はゲームといった理由からしょうが、負け方をノーリスクで実感できる点や注文方法や操作方法を知るという意味では全くの無意味とは言えないという事です。

要は使い方と本人の気持ち次第、なんですね。

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