バリュー投資って一体なに?

これから新たに株式投資を始めようと考えている方が少なくないと思いますが、そういった方のために今回は「バリュー投資」と呼ばれる投資スタイルをコラム形式でお伝えしていきます。

バリュー投資の基本をおさえておこう

バリュー投資は今や多くの投資家が実践しており、その中でもバリュー投資で大成功を収めたのが世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェット氏です。

彼の名前については、これから投資を始める方は知っておいてまず損はないですね。

そもそもバリュー投資とは19~20世紀にかけて活躍したアメリカの経済学者であるベンジャミン・グレアム氏の著書「賢明なる投資家」に記されていたことが始まりとされています。

「賢明なる投資家」は別名「バリュー投資の教科書」とも呼ばれ、著者のベンジャミン・グレアム氏の教え子としてウォーレン・バフェット氏がいることは、そこそこ投資に精通している方なら誰もが知っている常識です。

では、バリュー投資を簡単に説明すると

割安に放置されている企業の株を買い、価値が適正な価格になるまで待つ

という投資スタイルを指します。

例えを挙げると、元々10,000円の価値がある企業株価が5,000円の値を付けている場合、その5,000円の時に購入して10,000円になるまで待ち利益を得るという方法のことです。

つまりバリュー投資は「割安株に投資をする」という考え方があり、ファンダメンタルズ分析の一つとして位置付けられていることをまずは理解しておいてください。

ではこの考えを利用して、FXでバリュー投資を実現するにはどのような方法を選択すれば良いのでしょうか。

FXでバリュー投資を実現するには、損切をしない方が良い?

FXに限らず投資全般で言えることですが、損失を抑えるために損切が重要なのはある程度投資に精通している方なら誰もがご存じのはずです。

しかしいくら損切が重要とはいえ、投資で勝つためには極力損切をしない方が良いという考え方があるのも事実です。

その証拠に、先に紹介したウォーレン・バフェット氏でさえ頻繁に損切をせず長期的に成長が見込める企業に投資を行う「長期バリュー投資」を実践しているのです。

また彼が投資をする際は、投資対象となる企業を徹底的に調べ上げ、高確率で利益が出る企業に集中的に投資を行うので、仮に株価が下落しようが決して動じることなく買い増しをしていきます。

そして数年後に企業の株価が上がるのと同時に大きな利益を獲得し、別の投資先を探すという手法を延々と繰り返すのです。

まぁFXの場合は投資対象そのものが異なるため、株式投資と全く同じ方法で臨むわけにはいきませんが、少なくとも普段のトレードで損切を減らすことができれば、プラス収支を維持することは決して不可能ではないということです。

とはいえ、損切をゼロにしろという意味ではないのでその点は勘違いしないでください。

FXはあくまでも通貨間の価格差損益を狙う投資なので、含み損を抱えたまま放置していると次第に含み損が膨れ上がり強制的に損切せざるを得なくなってしまいます。

そのため含み損が拡大する前に損失を最小限に抑えるために損切が重要になってきますので、損切の定義についてこの機会に再度理解を深めておくべきです。

加えて、FXや日経225では少ない金額で大きなトレードが可能になるレバレッジが設けられていますが、そもそも相場の性質は常に不規則である以上「常勝できる投資法は存在しない」と言っても過言ではありません。

つまりレバレッジをかけて一獲千金を狙う「ハイリスクハイリターンな投資」というのは、常に資金を失うリスクと隣り合わせの関係にあると言えます。

そのようなリスクの高い投資を実践し続けたとして、本当に投資で成功を収めることができると思いますか?

私は決してそうは思いません。

「損小利大を実現すれば勝てる」のは本当なのか

人間の思考回路というのは得てして損切できない作りになっています。

巷のFX商材販売者の多くが「損小利大をすれば勝てる」と謳っていますが、この発言が決して嘘だと言っているわけではありません。

ただ、損切した直後に相場が急変し獲れたはずの利益を得られないとしても、あなたは希望的観測を押し殺したままルール通りに淡々と損切ができるでしょうか。

または損切のタイミングに注意が向いているせいで、適切なタイミングで利益確定ができなくなっているとは考えられないでしょうか。

そう考えるとトレードレベルを問わずいかなる相場状況下でも、100%適切なタイミングで利益確定・損切ができるトレーダーというのは世界中でもほんの一握りしか存在しません。

しかも頻繁に損切をすることで取引回数が増えてしまい業者側に手数料を取られるので、結局儲かるのは「投資家ではなく業者である」ことを忘れてはいけませんね。

つまり投資商材や投資関連雑誌で損切の重要性を訴えているのは、あくまでも手数料を稼ごうと考えているだけなので、この点も損切の回数を減らすべき根拠と言えるわけです。

今回はウォーレン・バフェット氏の実践するバリュー投資に関する基礎知識をコラム形式で取り上げさせてもらいました。

先ほどレバレッジに関する話題を出しましたが、ウォーレン・バフェット氏も「レバレッジをかけるべきではない」と何度も発言していることから、投資で本当に成功したいのならレバレッジに頼った投資を繰り返すべきではないということですね。

とはいえ相場状況は刻一刻と変化するので、今後も損切が必要な場面に出くわすことも多々あるでしょう。

ですが、頻繁に損切を繰り返せば利益確定を行う際に適切な判断力が乏しくなり、「大きく損はしないが利益も少ない」という状況に陥ってしまう可能性が考えられるということです。

そうは言っても、今日からいきなり損切をゼロにするのはほぼ不可能ですが、今回お伝えした

「負けやすい状況下で無闇にポジションを保有しない」
「レバレッジをかけたハイリスクハイリターンな投資はしない」

といった考え方を常に意識していれば、無駄な負けトレードの回数も少なくなってくるのではないかと思います。

これから新たに投資を始めようとしている方や現在も負け続けている方は、今回のコラムの内容をしっかりと理解し

「損失を抑えるために行う損切は大事だが、無闇やたらに損切しない」
「レバレッジをかけずに堅実な投資を心掛ける」

ことを念頭に置いて長期的に安定した運用を実現できるよう、普段から投資に対する正しい知識を身に付けて頂ければと思います。

またベンジャミン・グレアム氏やウォーレン・バフェット氏の言葉一つ取っても学べる点は大いにあるので、実際に成功を収めている投資家の考えを取り入れるのは今後の投資人生において非常に重要な意味を持つことは間違いありません。

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